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京の巻130・ここからも絶景かな!

  今年もあとわずか。忙しく一年が過ぎようとしていますが、結構充実した一年でもありました。京都に住まいあちらこちらにも出かけますが、地元京都にももちろん良いところがあります。地元ゆえに気楽に出かけられるのが何よりです。

 

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 大きな屋根越しに京都タワーが望めます。後ろの山は愛宕山で、市内から望める山で一番高い山でもあります。標高は924メートル。

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廊下のような板張りの通路は、三門の上にある回廊です。

ここは、東福寺の三門で、「三解脱門」のこと。涅槃の域に到達するために通る「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無作門(むさもん)」の三つの門のことをさすそうです。

 この門が国宝に指定されたのは明治30年(1897)12月28日ですから、もう116年も経ちます。ただし、現在「国宝」とされているのは文化財保護法によるもので、明治30年の指定時は古社寺保存法という法により指定されたものだそうです。(現在の国宝と重要文化財に相当する両方のものが指定されていたようです。これらを旧国宝とも呼び、1951年(昭和26年)6月9日に文化財保護法により指定されたものは「新国宝」と呼びます。)

 ちょっとややこしい話ですが、明治以来重要な文化財として大切にされてきたことには間違いありません。国宝にたがわずまことに立派な建造物で、その国宝の三門にあがることができました。(特別拝観の時期にあがれます。)

 

 南禅寺三門の上から「絶景かな、絶景かな!」と言った人物がいますが、この東福寺三門からも現在の京都の街の絶景が眺められます。本当に「絶景」でした。

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今年はこれにて(ちょん、ちょん、ちょん)。 来年もよろしくお願いします。

 

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森の巻132・秋の大台ケ原へ

  少し以前ですが、あの大台ケ原へ行ってきました。秋色に染まった山は風が強く驚きましたが、いろいろと見せ場も多く、十分楽しめました。

 鹿の被害で森がダメージを受けているというのが通り相場ですが、樹木の残っている場所も結構あって少し安心しました。ただ、これ以上森林破壊がすすまないようには願っています。

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 上の写真に見られるトウヒの立ち枯れは、元はといえば昭和34年の伊勢湾台風により倒木被害を受けたところの苔が衰退し、陽光を好む笹(ミヤコザサ)が繁茂したため、その笹を主食とする鹿(ニホンジカ)が増殖してしまい、稚樹や灌木を食べるため森林へ遷移することができず、生育する樹木も樹皮の食害により立ち枯れたあのような姿になっているということです。

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風の巻121・こんなところしりませんでした(3)

  静かで落ち着いた雰囲気が漂う街並みに出会いました。今の姿は江戸時代の民家の様子を伝えているそうです。そこは奈良県橿原市にある「今井町」です。

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   国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された街で、東西600m、南北310mほどの区画にある素敵なところです。

 もとは奈良興福寺の荘園でもあったようですが、一向一揆の後、その道場ができ寺内町として町が形成されてきました。周囲には環濠跡があり、一向宗への弾圧から自衛するようになっています。街中の通路も曲りや突き当りが多くあって、一目で町中の様子が窺えないよう、また通り抜けができないようにされています。

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 写真は漬物屋、豆腐屋さんで、食べ物やさんであれば観光で訪れた人も入りやすく親しみがもてます。食事や喫茶などを楽しむところもあります。もちろん普通の住宅(といって江戸時代の様子を持った町屋なのですが・・・)に暮らしておられる家が多いのです。

 少しおもしろかったのは理髪店で、店には「床屋」という看板が掲げられていました。

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 帰り際には、カステラ屋さんでおいしいカステラを買って帰りました。

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