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森の巻131・夏の想い出(5)

  いくつか高山植物を紹介してきましたが、「高山植物の女王」ともいわれるコマクサを見てみましょう。

P1030515

薄桃色と白色の混ざった花は高山の砂礫のある場所でよく目立ちます。背が低いのでだいたい上の写真のようなイメージで見ていますが、駒(馬)草とよぶのは、花の様子が馬の顔に似ているからともいわれているので、下から間近に見てみました。

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 どうです。馬に似ていますか?ケシ目ケマンソウ科の植物で高山の環境の厳しいところに生育します。可憐な花ですが、自然環境の厳しい場所に生育するだけあってその根は50~100センチメートルにもなるそうです。ちょっと思いが至りませんでした。

 実は白色のコマクサもあるのです。下の写真がそうです。

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 さしずめ白馬の群れといったところでしょうか。これに跨るのが白馬童子といってしまうと歳が分かってしまいますね~。

 さて、コマクサは北海道から東北、北アルプス、八ヶ岳などの高山に分布しているのですが、南アルプスでは、見られなくなってしまったそうです。実は甲斐駒ケ岳にも多く生育していたのですが、薬草として採取されてしまいもう絶滅したとか・・・。残念なことです。薬草ということは、毒があるということで、アルカロイドのモルヒネに似た成分が含まれているとされています。

 ”高嶺の花”(コマクサの花言葉)にはとげ(毒)があるというたとえでしょうか?

   (※今回の写真は「白馬五竜高山植物園にて撮影しました。)

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