« 森の巻127・(やっと再開します)夏の想い出(1) | トップページ | 森の巻129・夏の想い出(3) »

森の巻128・夏の想い出(2)

  登山道を歩いていて目につくのはやはり色とりどりの花でしょう。黄色、ピンク、白、紫などどうしてもひきつけられます。

P1030365

 こちらは「マツムシソウ」です。マツムシソウ科マツムシソウ属マツムシソウと科属種が同じ名前なんです。薄紫のきれいな花ですが、キク科の花のように頭部に多数の花をつけています。外側の花から先に開き始め、その小花が五裂し外側の裂片が大きくなるため、一つの花のように見えますね。

 下の写真は薄紫の「ヤナギラン」が下のほうから順次開いてきています。ヤナギランは雄性先熟の植物で、下部の花はまず雄しべが熟します。先端が4裂し丸く巻いているのが分かると思います。花は順次上に向かって開花しながら、個々の花は雄しべから熟していきます。その頃下の花は、雌しべが熟してきて花粉を受けることができるようになります。

P1030364

  このように個々の花が雄性から雌性へと移り変わり受粉しやすくする仕組みになっています。例えば上の花が雄性で下の花が雌性の状態のときは、花を訪れたハチは他の花の花粉を付けていて、まず下の雌しべに花粉をつけます。次第に上に移動し、上の雄しべの花粉を体に付けると、今度は他の花へ移って下の花の雌しべに花粉を付けるので、うまく他家受粉できるのです。

  自然の仕組みの不思議さに驚きますね。

|

« 森の巻127・(やっと再開します)夏の想い出(1) | トップページ | 森の巻129・夏の想い出(3) »

自然・環境」カテゴリの記事

コメント

 いやーどうも、うれしい便りですね。ぜひ、京都にお越しください。ゆくりっとご案内させていただきます。そのときはまた連絡をくださいね。
 ~楽しみだな~

投稿: 森太郎 | 2013年11月 4日 (月) 09:14

宅の主人がいつもお世話になっております。
相変わらずモツケ(ひょうきん?)なことをして元気でやっています。
そちらもお身体を大切にお元気でお過ごしください。
来年でも二人で京都に行きたいと思っています。

投稿: キタゴンのカガ | 2013年11月 4日 (月) 07:35

 どうもです。コメントを半月も見逃していました。すみません。
 懐かしいいながら遠い昔の南アの山々ですね。お持ちの写真見て思い出してください。
 少し忙しくしながらも、どうにかやっています。キタゴンさんもお元気そうで何よりで・・・。遅ればせながら、お返事を書きました。また、よろしくお願いします。

投稿: 森太郎 | 2013年11月 3日 (日) 11:16

お久しぶりです。お元気そうでなによりです。
こちらは相変わらず忙しくしております。
昔登った塩見、仙丈、赤石、兎は名前だけは記憶してますが、今となってはどういう山だった全然記憶にありません。
マツムシソウは園芸品種ではスカビオーサといって栽培したことがあります。地味な花であまり市場性はありませんでしたが・・・
またブログにはちょいちょい寄せてもらいます。ごきげんようほなさいなら。

投稿: キタゴン | 2013年10月15日 (火) 04:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 森の巻127・(やっと再開します)夏の想い出(1) | トップページ | 森の巻129・夏の想い出(3) »