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森の巻121・この場所にちなんで・・・

 発達した低気圧の影響で風雨が強まり、この週末で桜も最後でしょう。それを見越した訳ではないのですが、あるところで桜を堪能してきました。

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 額縁に入った生きた桜~どうですか?粋な計らいですね。後ろの建物で気づいたかたもあるかと思いますが、京都府庁の旧本館の中庭の桜です。6本の大きな桜が満開で、紅白様々な色合いの桜が見事でした。

 今回はその中の1本に注目してみました。

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 2階の廊下の窓から見たところです。中庭の南西隅に植えられています。近づいてみましょう。

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 なかなかすっきりした感じの山桜で、花弁の色合いも、葉の色も落ち着きのある風情です。さらにアップすると・・・。

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  この桜はヤマザクラの一種で、「容保桜(かたもりざくら)」と命名されています。今NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも出ている会津藩主松平容保にちなんだ命名ですが、平成22年3月に、京都の桜守として著名な造園家の佐野藤右衛門氏によりつけられました。

 その理由ですが、この京都府庁のある場所は、松平容保が幕末の京都の治安を守るため(孝明天皇を守るため)京都守護職として会津から赴いてきましたが、その上屋敷があった場所なのです。いまの京都府庁の敷地とほぼ同じ広さの屋敷だったようです。

 桜の花弁は通常のヤマザクラより大きめで、花梗も長く、芽出しも茶芽山桜の遺伝子を持ちながら、大島桜系の花の要素も出ているということです。

  容保と直接の縁があるわけではないのですが、場所が取り持つ縁があったという「ことでしょうか。京都ならではのご縁かもしれません。

  ところで、案内していただいと方によりますと、この容保桜の満開の時期はごく短く他の桜の満開と合わせてこれほど見事に咲いているのは珍しいとのことでした。そんな説明にちょと嬉しい気分になりました・・・。

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