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森の巻120・準備オーケー!

 桜の開花宣言が早くも出て、お花見に行こうかと思っていますが皆さんはどうですか?少し前に近くの公園を歩いていたら、こんな冬芽の木を見つけました。

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 枝の分かれ目のところに何やら固まってついています。アップしてみると、

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こんな感じです。お分かりの方もおられるでしょうが・・・。これはハナズオウの花芽のかたまりです。4月になると鮮やかな色の花を咲かせて目を楽しませてくれます。通勤の途上にこの木を庭に植えられているところがあって、この時期の楽しみの一つです。

 花が咲くころには枝じゅうから花が出ていると思われるくらいたくさんの花をつけますので、よく目立ちます。

 上の写真のバックに茶色の莢(さや)が写っているのでわかると思いますが、マメ科の植物ですね。マメ科ジャケツイバラ亜科ハナズオウ属になります。漢字なら「花蘇芳」で、蘇芳という色の花をつけるからです。

 ところで蘇芳色はやや黒っぽい赤紫で、その原料はスオウという植物でハナズオウと同じマメ科ジャケツイバラ亜科の小高木です。インド、マレー諸島原産で心材や莢から赤色染料(ブラジリン)が取れます。染色の媒染剤としてミョウバンを使うと赤色、木灰などのアルカリ性水溶液を使うと蘇芳色、鉄を使うと黒っぽい紫になるそうです。

 日本には古く奈良時代頃に渡来したらしく、紅や紫根の代用品として利用され、日本画の絵の具としても使われているようです。

 ちなみにハナズオウは染料として使いません。もっぱら観賞用でしょうか。開花に向け準備オーケーの状態です!

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風の巻114・さらにこんな話も・・・大阪・・・

  難波橋の獅子像の反対側(南側)に目をやるとビルの前にある人物の銅像が建てられているのが目にとまりました。せっかくなのでその傍まで行ってみました。

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 ビルは2004年12月1日に新しく建て直された「大阪証券取引所」です。そして銅像はと言えば、その時に除幕された五代友厚の銅像でした。

 五代友厚は、主に大阪の経済、商業の発展に尽力した人物で、その功績を讃えてここに像が建立されたそうです。五代は、そもそも天保6年(1835)生まれの薩摩藩士でした。幕末、明治維新と激動の時代を生き抜いた人物の一人で、24歳の時にあの高杉晋作と上海へ渡ったり、薩英戦争では捕虜となったりしました。30歳になると欧州歴訪もします。

 明治維新後は、大阪造幣局設置の進言をし、大阪証券取引所や大阪商工会議所の初代会頭になります。(現)三菱重工業長崎造船所の設立、(現)大阪市立大学の創設さらに(現)東京都電の創設にも携わるだけでなく、(現:以下同じ)住友金属工業、川崎汽船、商船三井、南海電鉄など多くの企業の設立にも関わるなど多彩な活躍をしました。明治17年(1884)49歳にして大阪中之島に自邸を新築し、翌年には籍を鹿児島から大阪に移しました。その年の9月に叙勲されたのですが、同月25日に糖尿病を患い50歳の若さで死去したそうです。

 現代の人間と人生の長さが違うといえばそうなんですが、50歳までにこれだけの業績を残しというのは、私から見ればとても驚きですね。その名前は以前から知っていたものの、これだけの活躍をした人物だとは思いもよらず、一つの銅像からあらためて五代友厚の人物の一部を知ることができました。少し心しておきましょう。

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風の巻113・まだまだ続く・・・大阪~

  近くてもなかなか行く機会の少なかった大阪なので、いろいろと行ってみました。地下鉄の北浜という駅で降りて、地上に出てみると・・・。

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ライオンに出会いました!難波橋の親柱に飾られた「獅子像」です。橋の4隅にあり”阿形吽形”の対になっています。写真は、口を開けているので”阿形”の像です。大変立派な像ですが、モデルは天王寺動物園のライオンだとか・・・。

橋の中ほどにも立派な装飾で飾られた石造飾りや照明塔があり、重厚な橋になっています。

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この橋だけでも結構な見ものですし、橋の歴史も古く、この辺りに最初に架けられたのは706年頃に行基によるという話も残っています。江戸時代は公儀橋として重要な橋でした。水都大阪の「浪速三大橋」のひとつで、後の二つは天神橋と天満橋なんですよ。

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風の巻112・ここからだって!

  通天閣の話題が続きますが、そもそも通天閣は展望塔です。名古屋テレビ塔、東京タワーを設計した内藤多仲が二代目通天閣を設計しています。”塔博士”なんですね。通天閣はテレビ電波とは関係なく、純粋に展望を楽しむものとなっていますので、展望台からの景色を見てみましょう。

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2枚目には遠望ながら大阪城が写っているでしょう。林立する高層ビル群の前にさすがの大阪城もちょっと色あせてしまいます。

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そして3枚目が「あべのハルカス」の眺めです。通天閣からは目の前に見えます、その左側には横長の白い建物がありますが、これはJR天王寺駅の駅舎です。今度はハルカスから通天閣を眺めてみたいですね。

 さて、通天閣にいったらぜひ撫でたいのが、ビリケンさんの足の裏です。私も願い事をしながら撫でましたよ。

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風の巻111・いよいよです・・・

  大阪といえば、太閤さんのお城(大阪城)に負けず劣らず有名なのが”通天閣”です。

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  この通天閣は実は二代目で、初代通天閣は明治45年(1912)7月3日に建てられています。新世界にあった「ルナパーク」という遊園地に建てられたんだそうです。火災で焼け落ちた後、二代目を建てようという話が出て、苦労しながらも、昭和31年(1956)に建てられたのが今の”通天閣”です。

 写真にもあるように「日立エレーベータ」の文字が広告としてあげられています。当初、松下電器産業の松下幸之助に話があったようですが、幸之助はそれを断りました。後に悔やんだと言われているそうですが、大阪のシンボル”通天閣”に関東企業の広告がでているのに対抗して、幸之助は、東京のシンボル”浅草・雷門の大提灯に関西企業の代表として「松下電器」の広告を出しました。・・・でも、広告とは言い難いですね。関西人としては残念ですが、日立に軍配があがりそうです。

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