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森の巻120・準備オーケー!

 桜の開花宣言が早くも出て、お花見に行こうかと思っていますが皆さんはどうですか?少し前に近くの公園を歩いていたら、こんな冬芽の木を見つけました。

P1020538

 枝の分かれ目のところに何やら固まってついています。アップしてみると、

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こんな感じです。お分かりの方もおられるでしょうが・・・。これはハナズオウの花芽のかたまりです。4月になると鮮やかな色の花を咲かせて目を楽しませてくれます。通勤の途上にこの木を庭に植えられているところがあって、この時期の楽しみの一つです。

 花が咲くころには枝じゅうから花が出ていると思われるくらいたくさんの花をつけますので、よく目立ちます。

 上の写真のバックに茶色の莢(さや)が写っているのでわかると思いますが、マメ科の植物ですね。マメ科ジャケツイバラ亜科ハナズオウ属になります。漢字なら「花蘇芳」で、蘇芳という色の花をつけるからです。

 ところで蘇芳色はやや黒っぽい赤紫で、その原料はスオウという植物でハナズオウと同じマメ科ジャケツイバラ亜科の小高木です。インド、マレー諸島原産で心材や莢から赤色染料(ブラジリン)が取れます。染色の媒染剤としてミョウバンを使うと赤色、木灰などのアルカリ性水溶液を使うと蘇芳色、鉄を使うと黒っぽい紫になるそうです。

 日本には古く奈良時代頃に渡来したらしく、紅や紫根の代用品として利用され、日本画の絵の具としても使われているようです。

 ちなみにハナズオウは染料として使いません。もっぱら観賞用でしょうか。開花に向け準備オーケーの状態です!

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