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京の巻126・間近に・・・身近に・・・(3)

  ここ無鄰菴には、日本庭園にふさわしい建物もありますが、南西隅には洋館が建てられています。煉瓦造二階建ての洋館で外から見る限りそれほど目立たないのですが、その二階には重要な歴史が刻まれていました。

 

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部屋は江戸初期の狩野派による障壁画で飾られた立派なもので、天井も格天井に大変美しい文様の描かれたものです。

 明治36年(1903)4月21日に、この洋館の二階の部屋で、ある重要な会議が持たれました。元老山県有朋、政友会総裁伊藤博文、総理大臣桂太郎そして外務大臣小村寿太郎の4人が、日露戦争直前の日本の外交方針を決めるいわゆる「無鄰菴会議」を行ったのです。

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 この部屋は見学できるのですが、4人が座ったと思われる椅子も間近に見られます。写真とは違って部屋は薄暗く目を凝らさないと障壁画や格天井の様子は見えません。どうにか写した写真を少し明るく見やすくしてみました。デジタルならではの加工でよりはっきりとお見せすることができるのです。

 身近に、間近に・・・明治の歴史を肌で感じることができました。

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