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京の巻123・ここも歴史の秘境のように(続き)

  大きな磨崖仏のもう一つは、虚空蔵菩薩で、寺伝では弘法大師が一夜にして彫刻したと伝わるそうですが、その様式から中国の山西省雲崗の磨崖仏に通ずるものがあり、おそらく奈良時代の渡来人の作であろうと考えられています。先に紹介した本尊の弥勒菩薩も同様です。

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  ところで、後醍醐天皇は京の都を出て3日後の8月27日にここ笠置山寺に着きます。天皇方の兵力は三千余り。一方、天皇を追ってきた幕府方は七万五千と圧倒的な兵力でしたが、笠置山が天然の要害ということもあって、よく善戦していたそうです。

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しかし、9月28日の幕府方の放火により総崩れとなり、笠置山寺は陥落して天皇は捕えられました。よくひと月も持ちこたえたものだなーというのが率直な感想です。ここ笠置山寺に後醍醐天皇がいた場所が下の写真の行在所です。山中でもあり本当に狭い場所にありました。この後天皇は隠岐島に配流されてしまいます。

(下の写真が、後醍醐天皇の行在所跡です。)

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