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森の巻107・なんだかなつかしい・・・

  桜を見上げてばかりではいけません。背割堤の土手を下ってみるとそこらの草むらに、なにやらなつかしい小さな花をつけた野草を見つけました。

 

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「ナズナ」ですが、いわゆるぺんぺん草ですね。ぺんぺん草とは、その実の形が三味線の撥(ばち)の形に似ているところからつけられた俗称ということは広く知られています。同じ意味でシャミセングサともよばれています。

 では、「ナズナ」という名はどこからきているのでしょうか?漢字で書くと「薺」というとても難しい字ですが、この「薺」という植物の朝鮮古語による発音は「ナジ」というそうで、古代の日本では「ナジの菜」と呼んでいたものが「ナズナ」となったようです。

 春の七草として「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」があり、いずれも菜として食されていますので、古くから菜として食されていたのは確かです。七草粥は室町頃からの食の風習だそうですが、羹(あつもの:野菜や肉をいれた汁物)としては平安のころより食べていました。アブラナ科と聞けば納得でしょう。

 実の形が軍配のようにやや楕円の「グンバイナズナ」という種もあるのですが、まだ目にしたことがありません。一度みてみたいものです。・・・・・(続く)

 

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