« 風の巻102・古の街道は・・・秋たけなわ | トップページ | 京の巻108・師走は来年に向かって »

風の巻103・見どころたくさん!「山の辺の道」

 仏教伝来の地という珍しいところを過ぎ、しばらく行くと金屋の石仏があります。泥板岩に刻まれた釈迦如来と弥勒如来の二つの像が収蔵庫に収められています。格子で覆われていますが、その隙間から覗くと平安末期に造立されたと伝わる像を拝むことができるのです。

Img_4638

 寺院でもないところに平安時代の石仏は少し珍しいかもしれません。さらに歩を進めると、平等寺という寺にたどり着きます。この寺は明治の廃仏毀釈により完全に廃絶してしまったものの明治13年には翠松寺として再建され、その後昭和52年になってもとの平等寺にもどったものだそうです。いきさつはともかく三重塔もあり見応えのあるお寺です。いい雰囲気に包まれていました。

Img_4648

 さて、山の辺の道でも随一の見どころ拝みどころといえば、大神神社ではないでしょうか。これで「おおみわじんじゃ」と読みます。又の名を三輪明神ともいい、山体を御神体とするわが国最古の神社のひとつなんです。

Img_4650

 写真は本殿ではなく拝殿になります。拝殿の奥の三鳥居を通して御神体である三輪山を拝みます。三輪山という御神体は大物主神(おおものぬしのみこと)だそうです。

 途中の道すがら大和三山を遠目に眺めつつ、山すそを縫うように古き街道を歩いていくと美しい白塀が姿を見せました。ここは玄賓庵というところで、平安時代の興福寺の僧である玄賓が隠れ住んだ庵なのですが、別のところにあったものが、明治の神仏分離で現在地に移ったということです。

Img_4667
 

Img_4670

小さなお寺ですが、隠れた見どころともいえる場所で、お気に入りになること請け合いですよ。

|

« 風の巻102・古の街道は・・・秋たけなわ | トップページ | 京の巻108・師走は来年に向かって »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 風の巻102・古の街道は・・・秋たけなわ | トップページ | 京の巻108・師走は来年に向かって »