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京の巻106・天下分け目の・・・!

 「桐一葉落ちて 天下の秋を知る」・・・幾分暖かい日が続きますが、確実に秋が訪れています。字句通りだと、落葉の早いといわれる桐の葉が一枚落ちたことですでに秋が訪れたと知ることですが、その意味は、わずかな兆候から世の中の変化の兆しを読み取るという意味でしょう。それはそれとして「天下」といういい方は今ではあまり使わなくなりました。

 ただ、「天下分け目の戦い」と言えば・・・関ヶ原の合戦です。その関ヶ原の戦いより前、秀吉が、主君信長の命を本能寺で奪った明智光秀を撃つために、中国地方の盟主毛利元就との戦いを和睦に持ち込んだうえ、急きょ京都へ引き返して戦いに臨んだのが天王山で、この戦いに勝った者が(信長に代わり)天下を取ることになるため、「天下分け目の天王山」と言われました。

 天王山という山は標高270mの低い山ですが、要衝にあります。桂川、宇治川、木津川の京都の大きな河川が一つに合流するところが天王山の東の地で、三川合流の地と呼ばれています。合流後の河川が淀川になるんです。

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 上は、天王山への山道の途中からの眺めです。川とこれをまたぐ道路が見えますが、川は桂川で道路は名神高速道路です。三川合流の箇所を見たかったのですが、樹木が茂ってきていて今では、この山道から見ることができませんでした。川は左側から右へ向かって流れています。

 そこで、写真の展示がありましたので、その写真を撮ってきました。それをお見せします。三川合流の場所は上の写真より右側(下流)に位置します。下の写真の左側に川が三本見えますが、上から木津川、宇治川、桂川で合流後は淀川として大阪湾に流れこみます。

Img_4461

はじめにこの地を要衝と言いましたが、この三川および淀川の右岸(手前側)には、JR東海道線と東海道新幹線、阪急電車の京都線、国道171号線が通っています。また左岸には、京阪電車と旧国道1号線(現在の京都府道)が通っていて、京都と大阪を結ぶ主要な交通のまさに要衝となっています。

 そうそう、この淀川や宇治川などもかつては水上交通の要路として京都の都と水都大坂を結ぶ交通路でした。幕末の英雄坂本龍馬も船で下ったり、遡上したりしたことでしょう。宇治川から入る伏見の寺田屋は船宿で、龍馬が襲撃されたところ、妻となったお龍さんがいたところとして有名ですね。・・・(続きます。)

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