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京の巻104・祇園祭はまだ済んでいませんよ・・・

 山鉾巡行も台風6号を前に無事済んだようですが、祇園祭が終わったわけではありません。24日には花笠巡行と還幸祭も済んだようなので、まあ主な祭事は終了してまして、あとは神輿洗と神事済奉告祭、疫神社夏越祭があって、7月31日で祇園祭全体が終了になります。

 という訳で、まだ祇園祭中ということなので、山の一つ「山伏山」をご紹介しましょう。

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赤い提灯が目を引きますが、左側の住居表示看板を見ると、ここは「下京区室町通蛸薬師下る山伏山町」です。仁丹の絵柄もなにかなつかしい看板ですが、かなり古そうです。実は山伏山町は、今は中京区なんです。かつて下京区であった時代の看板が今も残っているんですね。

 山伏山は、応仁の乱以前より出る山ですが、応仁元年は1467年ですので、550年ほど以前よりということになります。う~んやっぱり京都・・・。古い歴史はさすがです。ところで山鉾の中心である御神体人形は「浄蔵貴所像(じょうぞうきしょ ぞう)」です。

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上の真ん中が町屋の二階に飾られた御神体人形です。浄蔵というのは、平安時代の文章博士三善清行の子で、父が亡くなった時に熊野から帰り、京都の堀川に架かる橋の上で父の葬列と出会ったので、祈祷により父を蘇生させたのは有名な話です。それでその橋は「一条戻橋」と呼ばれるようになったそうです。

 さて、この御神体の姿は山伏姿で、それも聖護院本山派の正当な衣装であるそうです。右手のところに見える黒い棒は斧で、峯入りのためのものです。

 

 山鉾巡行の時はなかなかじっくり見られませんが、巡行の前何日かは、それぞれの町屋に飾られ、じっくりと拝することができるのです。御神体人形以外にも、山や鉾の胴体を飾る前懸、胴懸、水引など由緒ある織物など飾り物が間近に見ることができ、祇園祭の楽しみの一つになっています。

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