« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

京の巻100・除夜の鐘

 ごーん、ごーん・・・百八つの煩悩を鐘を撞くことで消し去り、新しい歳を迎える。12月31日は大晦日。おおつごもり。そして除夜とも言われる。普通は、「除夜の鐘」としてよく言葉にするが、その除夜とはなんなんだろうと思い調べてみると、除日(じょじつ)の夜とある。では、除日とは何か?・・・「旧年を除く日」とある。つまり、一年の最後の日で、旧年(その年)のもろもろの禍や悩みなど身に降りかかったよくないことを除いて、新たな身体、気持ちになって新年を迎える前の日ということだろうか。

 古くからの仏教儀式であり、一般民衆の習わしとも言える”除夜の鐘”は、人々の新たな歳を迎える大切な願いなのだろう。来年は節目の年になるが、今年の除夜の鐘は、今までより、いっそう気持ちを新たにして、心静かに聴きたいものだ。

Img_1197

<この鐘は寛永十三年(1636年)に鋳造された、「ゆく年くる年」でおなじみの京都知恩院の大鐘です。重さ70トンで厚みが30センチもあるというからすごいものです。>

| | コメント (0)

森の巻90・えっ!エゴノキが開花した!!

 エゴノキといえば、5月から6月に白い下向きの花を咲かせる樹木です。ところが、この寒い12月に我が家のエゴノキが開花しました!数は少ないのですが、確かに咲いています。

写真には2つしか写っていませんが、5~6以上の花が咲いていました。

いったいどうしたことでしょうか?よくわかりませんが、サクラの狂い咲きと同じ現象なんでしょうね。

Dsc00310

Dsc00312

| | コメント (2)

森の巻89・シャジン?トトキ?ツリガネニンジン?

 山地では普通に見られる花ですが、ツリガネニンジンという植物があります。薄紫色の釣鐘型の形をした清楚な花です。

478

見ればわかるようにキキョウ科の仲間ですが、花の咲いている姿はこれもおなじみのホタルブクロに似ています。ただ、ホタルブクロはホタルブクロ属で、ツリガネニンジンはツリガネニンジン属ですので、属の違いはあります。ホタルブクロ属の仲間には、イワシャジンやソバナがありますが、イワシャジンの学名上の基本種はサイヨウシャジンとなり、本州中国地方、九州、沖縄に分布しているので、近畿では見かけません。

 ツリガネニンジンの名のいわれは、その根の形がチョウセンニンジンに似ているからです。チョウセンニンジンのような薬効はないそうですが、去痰薬としては利用されているようです。また、中国(国名)ではこれらの仲間を沙参(シャジン)と呼び、日本の方言として「トトキ」「トドキ」という呼び方をする地方が長野、岩手、山形、新潟、東京、神奈川、和歌山などのようです。

「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいはウリ、ナスビ・・・」長野の俗謡でも唄われるこのトトキは、若苗や根が食用にされます。

477

| | コメント (0)

森の巻88・ちょっと珍しい?シロホトトギスの花

 「ホトトギス」と聞くだけだと、鳥の名かとも思いますが、「ヤマホトトギス」「ヤマジノホトトギス」とくると、「ああ、花のホトトギスだな・・・」と気づきます。すでに花の時期は終わっていますが、以前見かけた白い花のホトトギスを撮りましたので、ちょっと紹介です。

Img_2274

この花、ホトトギス(Tricyrtis hirta Hook)の変種でシロホトトギス(var.albescens Makino)とよびます。いつものホトトギスなどを見慣れた目には、ちょっと新鮮な感じがします。

 ところで、ホトトギスには「油点草」とか「鶏脚草」の別名があるのは「ご存知でしたか?

| | コメント (4)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »