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森の巻89・シャジン?トトキ?ツリガネニンジン?

 山地では普通に見られる花ですが、ツリガネニンジンという植物があります。薄紫色の釣鐘型の形をした清楚な花です。

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見ればわかるようにキキョウ科の仲間ですが、花の咲いている姿はこれもおなじみのホタルブクロに似ています。ただ、ホタルブクロはホタルブクロ属で、ツリガネニンジンはツリガネニンジン属ですので、属の違いはあります。ホタルブクロ属の仲間には、イワシャジンやソバナがありますが、イワシャジンの学名上の基本種はサイヨウシャジンとなり、本州中国地方、九州、沖縄に分布しているので、近畿では見かけません。

 ツリガネニンジンの名のいわれは、その根の形がチョウセンニンジンに似ているからです。チョウセンニンジンのような薬効はないそうですが、去痰薬としては利用されているようです。また、中国(国名)ではこれらの仲間を沙参(シャジン)と呼び、日本の方言として「トトキ」「トドキ」という呼び方をする地方が長野、岩手、山形、新潟、東京、神奈川、和歌山などのようです。

「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいはウリ、ナスビ・・・」長野の俗謡でも唄われるこのトトキは、若苗や根が食用にされます。

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