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風の巻83・ここが天皇の所在場所

 高御座(たかみくら)とは、天皇の正式な所在場所を示すものだとされているそうです。現在の高御座は京都御所の紫寝殿に置かれています。

 平城京の高御座は今は当然残されていませんが、復元されたものを平城宮跡の第一次大極殿の中に見ることができます。

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中に置かれた椅子が「玉座」になります。また屋根(というのでしょうか?)の上には金の鳳凰が飾られていますが、中央に大き目のもの、八角形の角の飾り物上に少し小さな鳳凰が八体飾られています。

時代が時代なら、とても我々の目に触れることの無いものですが、復元物とはいえ、このように間近に見られることは、貴重なことと思います。まさに歴史を身近に感じ、体験できることができてよかったと思います。

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風の巻82・平城京最初の大極殿です

 都には様々な建物が建てられますが、その中心をなすのが「大極殿」という建物で、古代の朝廷の正殿になります。いま、平城遷都1300年祭の会場にもなっている平城宮跡には、第一次大極殿が復元されています。

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第一次というのは、平城京は710年の遷都から長岡京に遷都する784年までの間に幾つかの都に遷都を繰り返しているのですが、最初に恭仁京(くにきょう)へ遷った740年までの当初の大極殿のことをいうそうです。そして、743年に紫香楽宮、744年に難波京を経て745年には、再び平城京に戻っていますが、それ以降のものを第二次大極殿といいます。

 第一次大極殿は、写真のように大変広い前庭を持っていて、そこで正月元旦の朝賀の儀や即位式、外国使節の謁見など重要な公的行事が行われていたそうです。

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高さ22m、正面の幅44m、奥行20mという規模の建物で、復元にあたり屋根瓦は約97000枚が使われています。ごらんのように、今でも堂々たるりっぱな建物ですが、古代奈良時代の頃より、このような大きな建築物をたてることができる技術を持っていたことに驚きを覚えます。朝廷がいかに力をもっていたとしても技術が伴わなければ、こんな建築物は建てられるはずがありません。いやすごいものです!

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風の巻81・あおによし奈良の都はすばらしい!

 710年に奈良の都(平城京)がつくられてから1300年が経ちました。京都の平安京より84年前の都です。今、奈良では「平城遷都1300年祭」が11月7日まで行われています。そこへ、ちょっこし出かけてきました。会場は平城宮跡地ですが、その広さは約130ヘクタールもあり、いわゆる甲子園球場(グラウンド面積 - 13,000 m2)の100倍にもなります。

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 この写真は「朱雀門」で、平城宮の正門にあたるのです。もちろんここの建物はすべて再現されたものですが、いにしえの都の姿を目の当たりにしているようで、素晴らしい体験といえるでしょう。

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 下の写真は、再現された「大極殿」から眺めた「朱雀門」です。どうです!都人になった気分になりませんか?(想像力をたくましくしなければなりませんが・・・)

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