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風の巻78・八幡山からは絶景かな!

 さて、近江八幡の街中をいろいろと楽しんできましたが、もう一つの楽しみは八幡山です。歩いても登れますが、今回はロープウェイであっと言う間の空中散歩です。標高271mの八幡山(別名:鶴翼山)はたびたび話に出てくる豊臣秀次の八幡山城のあったところ。今は遺構だけですが、秀次の菩提を弔う「村雲御所瑞龍寺」が建てられています。秀次の生母が京都に建てたものを昭和36年にここへ移築したものです。

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 展望台からは琵琶湖の向こうに湖東の山々が、いまだに雪をかぶって望めます。眼下には水郷地帯の水田の中に入り組んだ湖水の水が見られ、東に目をやれば遠くに伊吹山が冠雪の姿を見せてくれます。好転に恵まれ近江の絶景を堪能できました。(2010.02.21撮影)

さてさて、近江八幡をしばらくご紹介してきましたが、八幡山からの絶景を見たところで、ひとまずは紹介を終わることにいたしましょう。まだまだ見所はあるのですが、又の機会にということで・・・・・。

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風の巻77・ウイリアム・メレル・ヴォーリズってご存知?

 ウイリアム・メレル・ヴォーリズは1880年アメリカに生まれた人物です。24歳の時に近江八幡にある滋賀県立商業学校の英語教師として来日しました。彼はキリスト教の伝道とその主義に基づく社会教育、医療、学校教育など社会貢献活動をこの地を中心に約60年にわたり続けたということです。その活動の経済的な基盤を確立するためにつくったのが「メンソレータム」で有名な近江兄弟社という製薬会社です。

 すり傷、切り傷によくつけませんでしたか?かわいい看護婦さんのマークでおなじみの「メンソレ」を・・・。「メンソレータム」はもともとアメリカのメンソレータム社が開発した薬品で、近江兄弟社(最初はヴォーリズ合名会社、その後近江セールス(株))が日本での製造販売権を得て広く使われたようです。

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 銅像はヴォーリズで、彼は日本に帰化し近江八幡市民からも慕われ、名誉市民第1号として選ばれました。近江兄弟社は残念ながら倒産し、メンソレータムの製造販売権を返上せざるを得なくなりました。(今、日本ではロート製薬がその権利を得ています。)その後、会社再建を果たし、 「メンターム」という名の同様な製品をかつてのノウハウを生かして製造販売しているようです。下の写真はその会社です。

 ヴォーリズは建築家としても有名ですが、その話はまたいずれかの機会にしたいと思います。ヴォーリズの日本名は「一柳米来留(いちやなぎ・めれる)」〔国からて日本にまった・・・メレルさん」でした。

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風の巻76・八幡掘は近江八幡の誇り!

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 近江八幡といえば「八幡掘」といわれるほど定番の風景です。街の北にある八幡山や日牟禮八幡宮と市街地の間にあり琵琶湖ともつながっています。豊臣秀次の時代にも琵琶湖を通る船を八幡に寄港させるなど運河としての役割を持たせ、商人の町としての発展に寄与してきました。上の写真は時代劇のロケ地としてよく使われる場所で、「時代劇のテレビでお堀の場面が出てきたら八幡掘と思ってください。」と地元のガイドの方に言われるくらいです。

 堀沿いに遊歩道がついていてゆっくりと散策し、昔日の姿を想像しながら景色を楽しめます。

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かつて高度成長期には地域の人々の関心も薄れ、どぶ川のようになり埋め立てられようとしたそうですが、やがて心ある市民の方々の取り組みにより清掃活動等が行われ、今ではこのように素晴らしい姿を取り戻したということです。地域の人々の思いが凝縮しているようですね。私もありがたく感謝の気持ちで楽しませてもらいました。ここを訪れる人々もその思いを感じてほしいところです。

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風の巻75・近江八幡の左義長まつり

 左義長(さぎちょう)と言えば、京都あたりでは「どんど焼き」と言うほうが一般的と思いますが、全国的には1月15日あたりに、注連縄や松飾などを集めて燃やす行事をいいますね。皆さんの地域ではどうでしょう。

 ここ近江八幡では、3月14日、15日に「左義長まつり」としておこなわれるそうです。もとは織田信長の城下であった安土でおこなわれていたもので、信長亡き後近江八幡に移ってきた人々が地元の八幡祭りへの参加を望んだところ、松明を奉る場所がないことや新参者であるため祭りへの参加が認めてもらえなかったため、安土で行っていた「左義長」をはじめたということです。

 ここ近江八幡の「左義長」はその年の干支にちなんだ「だし」や松明などをまとめて一つの御輿のようなものを作ります。その素材は、穀物や海産物などで素材の色を活かしてつくるのが特徴だと言われています。

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平成22年は寅年なので、できたものが、この「旧伴家住宅」に飾ってあります。

 ちょうどひな祭りの時期でしたので、雛飾りなども飾られており、ちょっと変わった天神びなや蚊帳などの御道具類も展示したありました。・・・蚊帳などは近江商人が商っていたもので、この地域独特のものかもしれません。

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風の巻74・京街道の眺め

 昔の街道の風情が残るのも近江八幡の良さでしょう。石の道標には、「左 京街道」とありますが、この道は京の都へつながる主要な街道筋です。奥へ向かう道は八幡様や豊臣秀次の城があった八幡山の方へと続いています。

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どうでしょうか・・・ちょっと風情のある風景だと思われませんか。この界隈は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。板塀、白壁など趣のある眺めです。

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下の写真には塀越しの松が見えますね。「♪粋な黒塀、見越しの松に・・・♪」(ちょっと古いかなあ~)奥の山が八幡山です。

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