« 京の巻92・いろんな由緒があるんです | トップページ | 森の巻82・聞きなれない名前ですが・・・ »

森の巻81・カラスはカラスでも・・・

 「闇夜に烏」と言えば「雪に鷺」ときて、似ていて区別がつかないもののたとえとして言われる言葉ですが、今回紹介するのは、カラスはカラスでも、「カラスウリ」です。楕円形の朱色の実が蔓についているところが面白く、飾り物にしたりしますよね。

 このカラスウリの花が咲いていたので、写真を撮りました。白い花弁の先が髭状に細かく分裂してたいへんおもしろい形です01が、この花、夜に咲くのです。実はよく見かけたのに花をあまり見たことがなかったのは、夜咲いていたからだったんですね・・・。

別名を「結び状」とか「玉章(たまずさ)」などというそうですが、これは朱色の実の中にある種子の形が昔の結び文に似ているからとか・・・。なかなか文学的で結構です。また、見ようによってはカマキリの頭にも見えるとか!

同じウリ科の仲間にキカラスウリという植物がありますが、この根が1メートル以上にも伸びてそれから澱粉をとり「天花粉」と呼ばれる汗疹(あせも)を防ぐものとして使われていました。子供の頃は、お風呂上りによくつけてもらったものです。(今もつかわれているのでしょうか?)「天花粉」という言葉も一般には昔言葉になったのではないでしょうか。

02_2 今日は、「闇夜に烏」ではなく、「闇夜にカラスウリ」でした!

|

« 京の巻92・いろんな由緒があるんです | トップページ | 森の巻82・聞きなれない名前ですが・・・ »

自然・環境」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京の巻92・いろんな由緒があるんです | トップページ | 森の巻82・聞きなれない名前ですが・・・ »