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京の巻91・見ごろではありませんが

常照皇寺といえば、「桜」と言われるほど春の桜が有名だそうです。今回は7月だったので、まだ初夏という感じで、桜の見ごろではありませんが、桜の緑陰もまたよろしからずや・・・でしょうか。

 「九重桜」というのがあり、光厳上皇お手植えだとか・・・。また一重と八重の花が一つの枝に花をつける「御車返しの桜」、それに京都御所から移植されたという「左近の桜」があるのです。また門前にはみごとな枝垂桜が絢爛に花を咲かせるようで、桜好きにはたまらない風景でしょう。

Dsc00197 上の写真は方丈の前の「御車返しの桜」で太くて幹だけ残っているのが初代で現在のは二代目?だとか・・・。Dsc00200_2

 下の写真は開山堂(怡雲庵(いうんあん)の前に葉を広げる「九重桜」です。これらの桜をまだ見られたことのない方は(私もそうですが!)ぜひ桜の時期に一度は訪れたいものですね。

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京の巻90・ただただ静かに・・・

Dsc00183 参道の石畳を少しずつ上がっていくと、勅使門とよばれる小さな門があります。門には光厳天皇の勅額が掲げられています。ただしこれは副額で複製ということでしょう。「高弥之仰」と書かれているようですが、意味は残念ながらわかりません。そこをくぐると、小庭園をとおり上がって行くとDsc00187 庫裏があります。

拝観をさせていただくにはここで、お願いします。ただし、誰もおられないこともあるようで、今回もそうでした。志納金を置いて記帳すれば、誰もおられなくても拝観できます。他の拝観者もなく、ただただ静かに庭をゆっくりと見せていただきました。

(庭の様子などは次回に・・・)

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京の巻89・ほんとうに静かな佇まいです

「山国」・・・京都の方ならよくご存知だと思いますが、「山国」と聞けば、「山国隊」が思い起こされ、時代祭りの先頭を行く「山国隊」の鼓笛が「ぴーひゃら、ぴっぴっぴー」と聞こえます。京北町(今は合併により京都市北区京北)の山国地域に、とても静かな佇まいの寺院があります。Dsc00182  山門をくぐるとこんな風情の参道が続きます。京都市街から随分と離れた山間部にありますが、その歴史は古く、南北朝時代のことです。

北朝の最初の天皇である光厳天皇(こうごんてのう)が上皇となってからの1362年頃の開創とされる「常照皇寺」(じょうしょうこうじ)です。以前より一度訪れてみたかった寺で、ようやく念願がかないました。この山門の奥にはどのようなお寺があるのか、本当に興味を抱かせるに充分な奥深い感じのお寺です。

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風の巻61・やはりこんな感じでしょうか・・・

 柳生の里とは言いますが、もとはれっきとした柳生藩のあったところで、領地の石高が一万石を超えたことで、大名でもあったわけです。ですから、その史跡が今でも見られます。Dsc00129 上の写真は陣屋跡ですが、柳生宗矩が建築した陣屋で敷地の広さは1374坪もあったそうです。1747年に残念ながら火災で全焼してしまったということです。そして今は公園として整備されています。

藩主の屋敷は跡地だけですが、家老の屋敷は今も残っています。それは幕末の家老であった小山田主鈴(しゅれい)の屋敷です。主鈴は福島の出身ながら若くして柳生藩の重職につき、やがて国家老として奈良の柳生の地に住まうことになります。今残されているのは、家督を譲って隠居してから建てた屋敷ですが、没後子孫の手からやがて、作家のあの山岡荘八氏の所有となり、大河ドラマ「春の坂道」の構想がこの屋敷で練られたということです。そして山岡氏から奈良市に寄贈され、今は一般公開されているんです。Dsc00139_2

家老とはいうものの割合こじんまりした屋敷ですが、隠居所ということもあり、落ち着いたたたずまいの屋敷や部屋の様子なのがお分かりでしょうか。

今回、いってみてよかった柳生の里でした。

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風の巻60・こんな里だったんですね・・・

前回ご照会したスイレンは、実は奈良の柳生の花菖蒲園の一角にある池に咲いていたもので、以前から一度訪れたかったのが「柳生の里」です。あの柳生但馬守宗矩とその長男の柳生三厳(みつよし)という剣豪として著名な柳生家の領地があったところなんです。三厳(みつよし)って知りませんか??・・・では、柳生十兵衛と言えばどうでしょう。通称十兵衛と呼ばれているのが三厳(みつよし)です。片目の剣豪として小説や映画、テレビなどで描かれることの多い十兵衛ですが、実際ははっきりしないそうです。

Dsc00135 いずれにしても柳生の里は静かな山あいのたたずまいを見せていました。山に挟まれた水田で田植えがすみ稲の苗の緑がきれいに風になびいていました。Dsc00131 のどかな感じのする山里は落ち着いたたたずまいを見せていましたよ・・・。

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