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風の巻57・あのう・・・・です

日吉大社のある坂本(滋賀県)の街は落ち着いた雰囲気の素敵なところですが、その雰囲気を醸し出している一つが、石垣のある風景です。

Dsc00069 もみじも緑鮮やかに石垣がなんとも映えています。坂本のうちに「穴太」と書いて「あのう」と読む地区があります。(「あのお」と表記する場合もあるそうですが、古くは「あなふ」と表すそうです。)

この石垣は自然石をそのまま生かして丁寧に積み上げてあります。石の一つ一つの様子をよく見て、大小さまざまな石を適所に配置し、しっかりと積み上げていきます。排水もしっかりできるよう裏込めとして栗石という石を多用し崩れが生じないようされています。

この石垣を積む石工集団として「穴太衆」と呼ばれる集団が穴太地区に暮らしていた人々です。信長の安土城の石垣を築いたとして有名になっていますが、今では安土城の石垣は「穴太衆」だけではなかったといわれているそうです。

(「穴太衆」と呼ばれるようになったのは、江戸時代になってからとか、彼らが積んだ石垣が「穴太積み」と言われるようになったのは、昭和初期ともいわれています。)

ただ、ここ坂本の街の石垣は正真正銘の「穴太衆」が積んだ「穴太積み」なんです。綺麗な石垣でしょう。Dsc00070

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