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風の巻54・ここも相当なものです・・・

 丹波地方には、今では京都の丹波と兵庫県の丹波とがありますが、兵庫の丹波のことを少し紹介しましょう。徳川第三代将軍家光の乳母として知られている春日局は、本名を齋藤福というそうですが、父は美濃の齋藤一族で明智光秀の家臣であった齋藤利三。丹波といえば明智光秀の本拠地で、利三は丹波の国の中に光秀から領地を与えられていたそうです。その領地の黒井というところで生まれたのが春日局です。そこは、今は丹波市となりましたが、もとは春日町という町でした。

 その(旧)春日町の南隣にある(旧)氷上町石生にあるのが、「イソ(山偏に石)部神社(いそべじんじゃ)」です。イソベ一族は古墳の巨石や石を使った土木工事などが得意な部族で、神の宿る岩座信仰の神社として造られたのがこの神社です。Dsc00394_2

今から約1,300年前というから平安京以前のことで、相当な古さです。歴史の古さから言えば春日局も顔負けというところでしょうか。

その神社の近くにまだ桜が咲いていました。ミニミニ満開・・・!

このすぐ近くには、日本一のあるものが・・・。それはまたのお楽しみに。

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京の巻85・ちょっと雰囲気だけでも

 世は華やか「桜、さくら、サクラ・・・」で満開ですが、しっとりと落ち着いた雰囲気もいいですよ。京都の西にある西芳寺に行ってきました。Dsc00105 「禅宗洪隠山西芳禅寺」が正式な名前です。でも、「苔寺」のほうがとおりがいですね。

  もともとは、奈良時代の聖武天皇の命で僧の行基が開創したという寺ですが、近くにある松尾大社の宮司である藤原秀親が夢窓疎石を住持に招いて再興したのです。このとき疎石が臨済宗にしました。

この寺は、なにより「苔寺」として名をはせたように庭園がきれいです。上段と下段に分かれた庭は近年苔がきれいに生え揃い緑の絨緞のように見事です。

 以前は、そこに行けばその日に拝観できましたが、余りに多くの人が訪れたため事前予約制になってしまい、私も昔行ったきりでした。

 今回は、門前だけですが、道端から苔むす庭の雰囲気だけ味わってきました。みなさんも、どうしても中を拝観したいときは、予約してから行ってくださいね。Dsc00103

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京の巻84・今と昔とは、少し違います

伏見桃山城といえば今のお城のことですが、秀吉が築城したのは伏見城です。(桃山はつきません。)というのも、この辺りが桃山と呼ばれるようになったのは、伏見城が壊された後にあたりに桃の木がたくさん植えられたからなのです。Dsc00135

ちょっと映画のセットのような門を入ると二つの天守閣が間近に迫ります。Dsc00136 右の大天主閣は姫路城を、左の小天守閣は彦根城を参考に造られたということですが、建てられたのは昭和38年でした。以前は内部に入ることができたのですが、耐震構造上問題があるということで、外から眺めるだけです。

 ちなみに秀吉が建てた伏見城は、秀吉没後、筆頭大老であった家康が入城し、家康が天下を治め征夷大将軍の宣下を受けたのはその伏見城でした。また、2代秀忠、3代家光も伏見城で将軍宣下を受けました。でも、家光の将軍宣下の直後、城は跡形もなく取り壊されてしまったのです。その伏見城の遺構が京都のあちこちに見られます。

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京の巻83・またまた京の桜だより・・・

 祇園白川を東に抜けて、「祇園さん」と呼ばれている八坂神社の奥をさらに東に行くと、円山公園があります。街中の市民の誰もが気軽に訪れられる公園で、八坂神社に行く人はほとんどの人が訪ねるでしょう。そこに、京都でも最も有名な「枝垂桜」が咲いています。Dsc00274

近頃は少し樹勢がおとろえたのか、往年の華やかさが見られないような気もします。

この枝垂桜と姉妹樹として知られるのが、同じ円山公園の東隅に植えられている下の写真の桜です。Dsc00279 (どちらも、'09年3月29日の写真です。)他にもソメイヨシノももちろんありますが、まだ2~3分咲きといったところでした。

4月最初の週末にはかなり咲いているのではないでしょか・・・。

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京の巻82・いいですねー 京の桜

今回は京の桜の紹介です。

まずは、祇園白川の風情ある桜の様子です。桜と枝垂れ柳の彩りがいいですね。

「見渡せば 柳桜を こきまぜて みやこぞ春の 錦なりける」(古今和歌集・素性法師)

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次は、「かにかくに 祇園は恋し 寝るときも 枕の下を 水の流るる」と詠った吉井勇の碑のそばの桜です。

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