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風の巻52・ここにもお城がありました

 JRの山陰本線を京都駅から城崎温泉方面に向かう列車に乗ると、途中で車窓からお城を間近に見ることができます。下り列車なら進行方向の右手となります。いつもそのように列車から見ていただけでしたが、少し時間があったので、駅で降り、近くまで行ってきました。その駅は福知山駅で、お城は「福知山城」です。01

 もともとは室町時代の城を、丹波の国を治めた明智光秀が大改修して「福智山城」と名前も変えました。江戸時代になって朽木氏の城下町となって、現在の「福知山城」と改称されたそうです。写真に見るように石垣が面白そうです。城そのものは、明治の廃城令で取り壊されましたが、多くの市民の熱意で昭和61年復元されたのです。ただ、石垣自体は創建当時のものが残されているということです。02 野面積、穴太積などいろいろな積み方で組まれています。

 それにしても、わが町にお城があるというのは嬉しいですね。市民のみなさんが誇りに思い、大切にしておられるのでしょうね。

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風の巻51・昔日の繁栄の面影が・・・

 前に紹介した、淡路島・洲本市の市民の憩いの広場に大きな樹木が立っています。ユーカリの木です。コアラの餌としておなじみですが、とても大きくなっているこの木は、市のシンボルのような感じです。この辺りには、レンガ造りの建物が多く、もともとは鐘淵紡績の工場があった処です。ユーカリの木の奥に見えるのは今は市立図書館として利用されている建物で、なかなか良い雰囲気の建物ですね。

 鐘淵紡績は明治42年ここに工場を新設し、昭和12年には国内国内最大級の紡績工場に発展したそうです。その後も繁栄が続いたようですが、日本経済の構造的な変化のため、次第にその規模が縮小され、昭和61年に紡績工場としての使命を終えました。Photo_5

レンガ造りの工場の名残の建物が残されており、周囲とは違った独特の雰囲気のある場所として、多くの市民に愛されているようです。

Photo_6

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京の巻78・これがその名残です

 北野天満宮が秀吉とゆかりがあるもう一つのものが、「お土居」です。それなんですか?と思われる方もあるかも知れませんが、今では京都の街でもあまり残っていないので、そんなに馴染みはないのです。

 「お土居」は、秀吉が京都の町の数々の改造の一つで、聚楽第、町割り制などとともに行った大きなことがらでした。端的に言うと、京の町(洛中)の周囲を囲った土堤のことです。洛中の軍事的防衛と東の鴨川や西の紙屋川からの洪水防止が主な目的でした。周囲約二十三キロメートル、堤の高さ約三メートル、底幅約九メートル(場所により違いはあるそうですが・・・)とかなり大規模なものです。

 西の紙屋川は、北野天満宮のすぐそばを流れていてそこにも「お土居」が設けられていました。その名残が下の写真です。Photo 竹垣の右が頂部で、左側が下に向かって落ち込んでいて紙屋川まで下っています。(分かりにくいかと思います・・・すみません)

 北野天満宮のその「お土居」への出入り口のところに、菅原道真の和歌で百人一首でおなじみの「このたびは幣もとりあえず手向山・・・」の歌碑が建てられていました。

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京の巻77・こんな所に・・・名物が

 今年も北野天満宮に参ってきました。祭神の菅原道真公は、845年6月25日生まれで、903年2月25日に大宰府で没したそうです。それで、25日にちなんで毎月25日には、北野天満宮境内やその周辺で縁日の露店が多数出て、これを「天神さん」と言っているのです。特に年の初めの1月25日の縁日を「初天神」と言いますが、今年はこの初天神に行ってきました。まずは本殿にお参りして、親戚の甥のために「学業成就」のお札を求めます。

 それが済んだら、北野天満宮では毎月25日だけ販売している名物「長五郎餅」を食べに寄りました。東門内に構えた出店の茶屋で、お茶とともに味わえます。Photo

 なぜ名物になったかと言うと、天正の頃、神社の参拝客を相手に工夫をこらして餡をくるんだ羽二重餅を売っていた河内屋長五郎が、関白太閤秀吉の求めで、北野大茶会の茶菓として提供したところ、その風味を褒められ、主人の名にちなんで「長五郎餅」と名づけられたのです。秀吉の正室ねねさんも大好きだったとか・・・。

 それから評判を呼び、参拝客だけでなく、皇室からもご用達があり、京都に詰めた諸大名もこぞって求め、全国に広まったということです。

 その名は以前から知っていましたが、なかなか機会がなく今回初めてこの名物を口にすることができました。創業四百年の味は、なかなかの味でした。Photo_2

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