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京の巻73・伏見の十石舟で舟下り(4)

さて、十石舟の短い旅もいよいよ折り返し点に近づきます。 豊臣秀吉が伏見城を築城するのに際し、その建築資材等を運搬するため造られた伏見港跡は、公園として整備されていますが、そのあたりを過ぎると目前に大きな二つの塔が仰ぎ見られます。舟の中からみるとより高く、そびえるように見01えるので少し感激します。

これが三栖閘門(みすこうもん)です。三栖というのは地名ですが、閘門というのは水位差のある河川等を締め切って水位調節して船舶を通行させる施設で、スエズ運河といえば分かるでしょうか。 この三栖閘門は、大正6年の台風による淀川大洪水後の堤防改修が宇治川にも及び豪川との間に水位差が生じたため、船の通行ができるよう建設されたものだそうです。

 当時はまだ淀川の船運は必要だったようで、昭和37年まで続いていたということです。結構身近な時代まで淀川の船運があったとは、少し驚きです。

さて、この二つの塔は今では展望台となっていて、十石船のお客さんがなどが一旦下船して上ります。塔の高さは16.6メートルなのでそれほど高くはありませんが、宇治川本流なども眺められ、眺望はすばらしい所です。今来たほうを振り返ると足元に船着場が見えます。2

右の元閘門の操作場の建物で三栖閘門の歴史や宇治川の歴史などをゆっくり見物して、迎えの舟がくれば、またのんびりと十石舟にゆられて戻ります。

短い舟旅でしたが、なんだかとてものんびり、のどかなひと時でした。よかったですよ。

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