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風の巻45・逆さ観音

 今回は近江の国の金勝山の金勝寺のお話。金勝寺は、奈良時代の聖武天皇の勅願により僧の良弁僧都が建立したお寺だそうです。山の上にあるため麓からの参道を通ってお参り行っていました。その参道脇に見られるのが、「逆さ観音」と呼ばれる磨崖仏です。写真でも分るように三体の仏像が彫られています。

 Photo これは「阿弥陀三尊仏」で真ん中に阿弥陀如来、左右に観音菩薩、勢至菩薩が彫られています。この磨崖仏は鎌倉時代のものとされています。

では、なぜ逆さまに?元々は逆さではなく真っ直ぐ立っていたそうですが、あるものを作るために石材が不足して、この磨崖仏の横の石まで切り取ったため、バランスを崩して転んでしまい、逆さになってしまったと言われたいます。明治の中ごろの話です。

 そこまでして、何をつくろうとしたのでしょう?(次回のお楽しみに・・・)

※「金勝山」は「こんぜやま」と呼びますが、「金勝寺」は「こんしょうじ」なんです。地名は読みが難しいですね。

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