« 京の巻59・天神さん | トップページ | 森の巻56・母樹林です »

京の巻60・伴氏社ってご存知?

 天神詣でのついでといってはなんですが・・・、少し珍しいものを紹介しましょう。京都には寺院とともに神社も多く、その入口には当然のように鳥居が建てられています。俗界との境を示す”結界”になっていて、そこから先は”神域”という神聖な場所になります。単なる門とは少し違うかと思います。

 鳥居もある程度は形式が決まっていて、神明鳥居、明神鳥居などが基本形のようです。そんな中、珍しい形をした鳥居もみられ、ここ北野天満宮には境内末社のひとつ「伴氏社」の石の鳥居が京都三珍鳥居の一つとされています。Dsc00020

高さ約3メートルの花崗岩でできた鳥居ですが、どこが珍しい?のでしょうか。まずは柱の足元の台石が変わっています。左にアップ写真を載せておきましょう。

Dsc00019 蓮弁(蓮の花弁)が刻まれているのです。

また、樹に隠れて見にくいのですが、「額束」が「島木」という横に渡した横木にまで入りこんでいるようになっています。普通は「島木」は左右に通っているものなんですが・・・。なお、この鳥居は鎌倉時代のものとか。

 さて、京都三珍鳥居の残り二つは「京都御苑の厳島神社」と「蚕の社」の鳥居なんですが、又の機会に紹介しましょう。

 ところで、この伴氏社には、菅原道真公の母である伴氏が祀られています。また、北野天満宮には、道真公の妻である吉祥女と長男である中将殿も祀られているのです。道真ファミリーの神社なんですね。

|

« 京の巻59・天神さん | トップページ | 森の巻56・母樹林です »

京都」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京の巻59・天神さん | トップページ | 森の巻56・母樹林です »