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京の巻55・鳥居本の秋一景(2)

 師走に入りましたが、愛宕山の麓、鳥居本の名物「しんこ(志んこ)」の話。

 紅葉を見に出かけた鳥居本の「平野屋」さんで愛宕名物「しんこ」をいただきました。

「しんこ」は米の粉でできた団子で、三色に染め分けてそれぞれねじりが入っています。それに黄な粉と黒砂糖をかけていただきます。素朴な甘味がいいですね。「おうす」を飲みながら店の前の床机に腰をかけ、目の前の紅葉をめでていただく「しんこ」は、また格別の味でした。Dsc00102ちなみに細い木の枝はクロモジ(黒文字)の枝、葉っぱはツバキ(椿)の葉ですが、椿の葉は黄な粉や黒砂糖をすくって口に入れるために使うようです。         Dsc00106

 四百年の歴史ある平野屋さんの建物も一軒の価値があります。いつの時代にも、火伏せの神様である愛宕神社へ月参りに行く人々が、お参り前にこの平野屋で「しんこ」とお茶で一息入れて参詣したのかと思うと、今度は本当に愛宕さんにお参りしようと思います。

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