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森の巻53・こんなところにカツラの樹が

「カツラ」の樹はご存知ですか。Dsc00140 Dsc00022かなり大きくなる樹で、山の渓流沿いなど水気の多いところによく見られ、「○○のカツラ」などとその地域の名所になっているところも多いかと思います。

漢字で書くと「桂」、漢名は「連香樹」。カツラの語源は「香出ら(かづら)」とか。つまり、香りに特徴があります。その香りの元は落葉なのです。

枯葉を拾って嗅いでみると、なにやら醤油のようなせんべいのようなにおいがします。もっと違った香りと感ずる人もいます。

左の写真は、京都の蹴上インクラインの横にあるカツラです。また、右の写真は鞍馬山(鞍馬寺)の放生池の池畔に立つカツラです。右は池横で水に関係しますが、左は?・・・でもインクラインは琵琶湖疎水がすぐ近くを流れるのでやはり水が関係しているのでしょう。

主に北日本で「オコーノキ(御香の木)」「マッコノキ(抹香の木)」「ショーユギ(醤油木)」「ミソノギ(味噌の木)」などと香りからくる地方名があります。皆さんも、落葉の季節にカツラの木を見つけたら、その葉を拾ってぜひ嗅いでみてください。

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自然・環境」カテゴリの記事

コメント

そうでしたね。奥入瀬は水のきれいなところで、カツラがあっても不思議はないという感じですね。桂高校は桂という地域にあるのでその校名なのですが、桂川を嵐山から下ると「桂離宮」が川畔にあります。その昔、桂川に橋が架けられていない時代には「楓(かつら)の渡し」があったそうです。桂の木なのか、楓の木なのかどちらが地名に関係してくるのかは?です。(・・・ちなみに私は桂小学校、桂中学校、桂高校の卒業生です。)桂高校には園芸科(最近は園芸クリエイト科など)があるためでしょうか。アジサイ育種に活躍しているとは知りませんでした。後輩たちに、頑張ってほしいですね。

投稿: 森太郎 | 2007年12月15日 (土) 15:52

お久し振りです。
カツラの木は、十和田湖の奥入瀬渓流沿いにも多くあります。
ところで、京都の桂高校、最近ではアジサイの育種が盛んな高校として、花卉業界では有名ですが、校名の由来は桂の木とも何か関係があるのでしょうか?

投稿: 北の権助 | 2007年12月15日 (土) 04:57

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