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京の巻53・鳥居本の秋一景(1)

 秋も深まり、紅葉もようやく見頃となりました。京都の嵯峨の奥に鳥居本というところがあります。京都市で一番高い山「愛宕山」のふもとで、化野念仏寺から少し奥へいくと茅葺屋根の古くからの鮎茶屋などが軒を連ねる一角がそれです。

Dsc00119  まずは秋の風景をお楽しみください。連休ともあって大勢の人が出向いているのですが、奥まっていることもあって嵐山ほどではありません。まだ、自分のペースで歩けます。少し肌寒い日でしたが、天気は良く大変気持ちのいい日でした。Dsc00117_2

左の写真に写っている鳥居は「愛宕山」の愛宕神社の一の鳥居です。右の写真は茶屋の一つ「平野屋」さんです。この鳥居本では雑誌やテレビなどメディアに一番よく取り上げられる建物でしょう。

宇治に出かけたときは今ひとつの紅葉でしたが、この日は十分に秋の京を楽しめました。

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森の巻51・竹の環プロジェクト(1)

 今森林の間伐とともに問題となっているものに、竹林の問題があります。山の手入れが出来ないのは竹林も同じです。筍や竹材を生産する竹林以外は、それを利用することがないため手入れが行き届かないのです。いや、放置された竹林となっています。全国的にもそうかもしれませんが、京都の西山あたりは特に竹林が多く、その適正な保全が急務なのです。Dsc00006

 そこで、多くの方に竹林の現状を知ってもらい、手入れに参加して竹林保全を考えていこうというプロジェクトが「竹の環プロジェクト」なのです。このプロジェクトの竹林手入れのイベントに森林インストラクター会から参加者への指導に参加してきました。Dsc00019

場所は、京都大学桂キャンパスの一角。まずは荒れた竹林の中の片づけから始めましたが、参加者の熱心な行動で、あっという間に片付いたのには驚き、感心しました。きれいになった林内でいよいよ不要な竹の伐採です。なれない手つきで竹専用のこぎりで一所懸命に伐ると・・・竹はドウッ!とは倒れません。そばの竹にひっかって倒すのに一苦労!押したり、ロープで引いたりもう大変です。

 でも、きれいになった竹林を見ると疲れも吹っ飛んで、よかったなーという気になりました。皆さん、お疲れ様!!

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京の巻52・宇治の秋景色

 関西ではあちらこちらで、紅葉の便りが少しずつ聞かれるようになりました。そこで、秋晴れの宇治を訪ねてみました。宇治といえば「平等院」なのですが、宇治川も見逃せません。塔の島を川中にして左岸右岸両方に秋の景色が広がります。Dsc00007

左岸側には「平等院」、右岸側には「宇治上神社」・・・ともに世界文化遺産に指定された社寺です。その周辺はこの宇治川に見られように風光明媚な景色が広がっています。

のんびりと川べりを散策するものいいもんです。宇治神社の少し上流側に興聖寺(こうしょうじ)があり、そこの紅葉Dsc00013がきれいだというので、そこまで足をのばしました。

残念ながら紅葉にはまだ早かったようです。でも、途中の銀杏黄葉がみごとで、西陽をあびて少し輝いて見えました。 ちょっと得した気分です。また来ようかな・・・。

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京の巻51・番組学校・・・??

  「番組学校」と聞けば、TVなどの番組制作などのことを教える学校かなと思いませんか・・・。(思いませんってですか。)話は昔、明治の時代のことです。

 東京遷都で落胆した京都の町の人々は、なんとか京都を活力のある町としていかねばとの思いを強くしていました。明治2年に京都では、なんと64もの小学校が誕生しています。その運営は京都府や京都市ではなく市民提供の基立金で設立された「小学校会社」だといDsc00001うことです。

 でもなぜ「番組・・・」なの?学校の単位が、江戸時代の町民の自治組織だった町組で、個別の名前を付けるとややこしいので、番号をつけた小学校にしたため「○○番組小学校」と呼ばれたのです。Dsc00002

左の写真の石碑には「下京第二十四組小学校」とありますが、右の説明文をよく読んでいただくと、その前身は「下京第十六番組小学校」だったことがわかります。

ひとつの学校でも本当にいろいろな変遷があるものだなーと感心してしまいます。

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風の巻29・築城400年!彦根城(5)

前回は「玄宮園」の庭から天守閣を遠望していただきましたが、いよいよ国宝彦根城の天守閣を間近に見ていただきましょう。Dsc00054 Dsc00062

いかがですか?見事なもんでしょう。

 天守閣の創建は慶長8年(1603)からということですから、関が原の戦い(1600)の3年後に建て始められ、2年後には完成したということです。もっとも城郭全体では約20年の歳月を要したそうです。

 「彦根城」さすが国宝だけあって素晴しいところでした。お近くの方はぜひ一度出かけられてはどうでしょうか。

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風の巻28・築城400年!彦根城(4)

 「玄宮園」は中国の玄宗皇帝の離宮の庭になぞらえて作庭されたということですが、Dsc00075広々として気持ちがいい空間です。大きな池を廻るように歩くと、大きな石灯篭が池之端に置かれていて、池とともにスケールの大きさを感じさせてくれます。

 向側には茅葺屋根の建物が風情を醸し出しています。そしてその奥には、彦根城の天守閣が厳然とそび えたっていて絵になる景色です。

Dsc00079 天守閣を借景にするとは、見事な演出ではないでしょうか。見飽きることなの無いいい眺めでした。

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風の巻27・築城400年!彦根城(3)

彦根城の藩主は井伊家ですが、井伊家には家紋があります。その家紋をかたどった瓦が天守閣の中に展示してありました。Dsc00051 これは「橘紋」です。徳川家は「葵のご紋」で有名ですね。橘(タチバナ)はミカン科の植物です。京都御所の「右近の橘」としても知られていますよね。家紋にすると写真のような意匠(デザイン)になるようです。

天守閣に登るには急な階段を上がります。ようやく登った天Dsc00052守閣の最上層からの眺めは格別。眼下にはきれいな庭園が見えました。四代藩主直興によってつくられた池泉回遊式の庭園で「玄宮園」といいます。

 とても広くて美しい庭園で、天気の良かったこの日は穏やかな陽あたりで、気持ちのよい時間を過ごすことができました。

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風の巻26・築城400年!彦根城(2)

お城の周りには堀があります。彦根城の堀は結構風情があるような感じで気に入りました。Dsc00068 広くて眺めもよくきれいな堀です。別のところでは、黒鳥が2羽泳いでいたのですが、「黒い白鳥だ!」という人が何人かいました。??

 博物館を出て城の中に向かうといきなり階段です。それを上り詰めたところで上を眺めると城郭の一部が見えてきます。「天秤櫓」です。Dsc00035 橋が見えますが、その橋を中にして左右同じような構造の建物でできていて天秤のように見えるから、そのように呼ばれています。戦時に敵が城に攻め入ってきた時には、この橋は切って落とされるということです。でも、その姿は今も美しく、見ごたえがありましたよ。

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