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京の巻46・鞍馬の歴史観察(4)

 さて、鞍馬寺の本堂から奥の院へ向かう山道はそれなりに昇り降りがありますが、とても”しんどい”というほどのこともなく、変化があって気晴らしになります。

 山門(仁王門)から随分上って来ましたが、このコースで一番標高の高い場所に着きます。山門の高さが約250mで、ここは約500mです。すなわち250m分の高さを上がってきたわけですDsc00071

 そこにあるのが、義経の背比べ石。鞍馬の山で過ごした義経(遮那王)は十六歳のとき金売り吉次に連れられて奥州に旅立つのですが、そのときに背比べをしたのがこの石だそうです。

 ちなみにこの石の高さは1m20cmほどだそうで、「義経はやはりずいぶん背が低かった。」という人もいますが、この石がそのときの義経の背丈だったとは限らないと思うのですが・・・。石の先が義経の胸や肩のあたりだったかもしれません。

 (「子どもの頃はこの石よりも低かったのに、いまではもう石の高さを超えて胸のあたりになってしまった。随分と大きくなったものだ・・・」。と思ったかもしれません。)

 1m20cmといえば、だいたい大人の胸辺りの高さなので、林業関係の用語で樹木の直径を測るときは、この1m20cmの高さの直径を測りこれを「胸高直径(きょうこうちょっけい)」というのですよ。

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