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森の巻44・鞍馬の自然観察(7)

 「あっ! マムシが?」マムシと聞けば誰でもちょっとひるみますよね。蛇を見るだけでもいやな人もいるうえに、毒をもっているとなれば、なお敬遠したくなります。ところが、ちっとも恐ろしくなく、手に取ることも平気なマムシ・・・それは、「マムシグサ」

Dsc00057 鞍馬寺の本堂への階段が始まる手前の植え込みの中に生えていました。植え込みといってもこんなマムシグサを植える人はいません。野鳥が運んだ実から芽生えたのでしょう。

 左の写真ではどこがマムシに似ているのかわからないでしょうね。でも、右の写真を見てもらうと、その茎の模様が蛇のマムシの模様とそっくりですね。納得してもらえたかな・・・。Dsc00058 じつは、この植物は、サトイモ科のテンナンショウ属の草本です。漢字で書くと「天南星」となり、ちょっとロマンチックな感じがしませんか。

 これに姿が似ているものに、こんにゃく(蒟蒻)をつくる「ヤマコンニャク」があります。ただ、こちらはコンニャク属で、栽培が中心ですから、山野で見かけることはまずありません。

 ついでに言うと、あのミズバショウ(水芭蕉)やザゼンソウ(座禅草)もサトイモ科で親戚にあたります。マムシグサって仲間に身近な種類があって面白いでしょう。覚えましたか?

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