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森の巻40・鞍馬の自然観察(3)

 鞍馬寺には大木が結構多いのですが、高木でも本数の少ないものもあります。放生池(ほうじょういけ)のそばにすっくと立っている「カツラ」も数が少ないものの一つ。根元付近からはたくさんの細い枝を出しながらも上のほうではおおきな枝を広げています。その特徴的な姿はなかなか存在感のあるものです。Dsc00022

 この放生池の石垣は江戸時代からのものだそうで、カツラの木もそんな古くからこの池を眺めていたのでしょうか。

 ところで、カツラは漢字では「桂」と書きますが、この桂は中国ではモクセイ(木犀)のことだそうで、桂林には木犀の街路樹がたくさん植わっているとか・・・。香りのする高木ということで木犀と桂が取り違えられたようだということです。

※香出ら(かづら)→かつら【カツラの落葉をかぐと醤油のような甘からい感じの香りがします。】

 京都では葵祭りに使われる植物としてフタバアオイ(双葉葵)とこのカツラの葉が冠などにさされて祭りの参加者を飾ります。

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