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森の巻27・森の樹のように

 森には多くの樹が生育しています。緑の葉をたくさんつけて大きくすくすくと伸びやかに育っDsc00056ています。

 でも、それらの一本一本は小さな種から芽を出し、葉を出しだんだんと大きく育ってきたのです。 Dsc00065_1

 このブログを始めてから一年がたちました。最初はどこまで続くか心配でしたが、どうにかこうにか一年はやってこられました。それは、このブログを見ていただいている方がいるためでもあり、自分の興味を紹介できるからです。

 目立たないかも知れませんが、着実に残るものがあります。森の樹々の生長にも似ているでしょうか。

 引き続き、森から京から様々な風を吹かせましょう。

☆☆☆ 「京都・森の風通信」に2年目も乞うご期待! ☆☆☆

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京の巻32・看板もいろいろ!

 京都へ来られるには、車やら電車やらいろいろでしょうが、鉄道ならJR、近鉄、阪急、京阪が主なところでしょう。JRに限っていうと新幹線と在来線ということになります。

市内にPhoto_4はもちろんたくさんの駅があるのですが、まずは京都駅に注目!車掌さんのアナウンスで「きょうとー、きょうとー。」と案内があるのでしょうが、駅に降りたら駅看板を見て「京都」を確認し、まずは一安心(?)。Photo_8

ところで、JR京都駅はいろいろな線があります。新幹線は別として、在来線では①京都線(東海道本線)、②琵琶湖線(東海道本線)、③湖西線、④奈良線、⑤嵯峨野線(山陰本線)とありまPhoto_9す。ただ①と②は京都駅で区分されているだけで、ひとつの路線として走っていますし、②と③も京都ー山科間は同じ路線を走ることになります。

このようにたくさんの在来線があるため駅看板も様々です。Photo_10

最後に紹介するのはちょっと変わりもの(!?)です。

「関西空港線」と名づけられた30番線ホームにあります。京都の次は「新大阪」ですが、決して新幹線のホームではありません。Dsc00032( ほんとうですよ!)

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森の巻26・木を切ることは大切?!

 自然を大切にしようということで、森の木を伐ることはよくないことと考えられがちです。もちろん無秩序に森や林を伐採することは森をあらすことになり、いろいろ悪い影響を与えます。Dsc00002

しかし、植林地(人工林)は、もともと伐採することを考えて植えてあるので、計画的に伐採する必要があります。いわゆる間伐は森林全体の健全な生長のためにもぜひやらなければならない作業なのです。今、日本の多くの人工林で間伐ができないため森林が健全に生育できずに、荒廃状態になっています。

 伐採された木は、何かに利用することで、役にたちますし、間伐で森林を健全化すると森林全体では二酸化炭素(CO2)をより多く吸収するようになり、今いわれている地球温暖化防止のためにも大切なことなのです。

 それはそれとして、森に入りいろいろと活動することは楽しいことですよ。先日子どもたちと一緒に間伐し、その木の皮をむいて階段の手すりに利用しました。子どもたちはとても楽しそうでした。Dsc00006

 作業の後は、野外料理です。ダッチオーブンでパンづくり、野菜のミルクスープには栽培していた椎茸をいれておいしく食べました。食後には、「コウノトリと森の話」をしたり、ペーパークラフトで遊んだりと、とても充実した楽しい一日でした。

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森の巻25・白い花が咲きました

 ”風薫る五月”とはよく言ったもので、緑滴る森から風が吹けば、青葉若葉の香りがするようです。その風が通りすぎる庭のエゴノキの白い花がゆれています。

Dsc00021  今はたくさん花がついていますが、植えて最初の3年前はたった5つしか咲きませんでした。でも翌年からはたくさん花をつけてくれます。

 「オヤニラミ」「コヤスノキ」「チョウメン」どれもエゴノキの方言です。オヤニラミは御蔵島、コヤスノキは奄美大島、チョウメンは四国と九州東部それに和歌山での方言だそうです。

 オヤニラミは意味不明ですが、コヤスノキはこの樹が萌芽しやすく根元から株立ちする様子を表し、チョウメンは長命が訛ったと言われています。

 いずれにしても、このさわやかな季節に白い花はよく似合いますね。

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京の巻31・雪舟寺と呼ばれています(2)

 前回紹介した「芬陀院(ふんだいん)」は庭は雪舟の築造ですが、お寺そのものは、後醍醐天皇時代の関Dsc00043_1白である一条内経が建てたものです。

一条家の第十四代である一条恵観は茶道をよくし、茶関白との称せられたほどですが、その恵観ゆかりの茶室が「図南亭」です。

茶室の丸窓から「鶴亀の庭」に続く「東庭」Dsc00036_1をのぞくと障子の白さと庭の緑が印象的に見えてきます。

 このお寺は一条家の菩提寺であるのですが、たびたびの火災でお堂を焼失し、いまあるお堂は桃園天皇の皇后の御所を下賜されて移築したものを明治期に改築したものだそうです。 そういわれれば、なんとはなしに、奥ゆかしい感じがしてきます。

 割合観光客が少ないので、お堂の縁側に腰掛けて、京都最古の枯山水庭園をゆっくり鑑賞するのは、心も身体も癒されますよ。(おすすめスポットでしょうか。)  (了)

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京の巻30・雪舟寺と呼ばれています(1)

「芬陀院(ふんだいん)」というお寺があります。場所は「東山区本町十五丁目」といってもわかりませんよね。東福寺の塔頭の一つでその東福寺境内にあります。Dsc00039 小さいながらも簡素で綺麗な庭でしょう。この庭をつくったのは画聖として名高いあの雪舟だと伝えられています。

 左の写真の庭は「鶴亀の庭」であり、奥の苔に亀島(手前の石組)と鶴島(奥の石組)が配されています。京都には数々の枯山水庭園はありますが、ここが京都でも最古の枯山水庭園なのです。 Dsc00038

 庭の入口にある手水鉢、灯篭もなかなか落ち着きを感じさせるもので、この庭にしっくりと溶け込んでいました。

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京の巻29・中国風のお寺です(2)

Dsc00072 ここには、廊下におおきな木製の魚が吊るされています。思わずぎょっ(魚!)とします。これは、開ばんあるいは魚鼓とも呼ばれるもので、行事や儀式の時刻を知らせるもので、一説には木魚の原型だとも・・・。

 もう一つ時刻を知らせるものがあります。そDsc00069れは、雲版(うんばん)と呼ぶそうです。こちらは朝食、昼食の時刻と朝課(朝の読経)の時に打つものだそうです。青銅製で、銘を見ると「寛文元年」とあるので、1661年につくられたことがわかります。

  その他にもたくさん見所はあるのですが、普通あまり紹介していないものを紹介しておきます。日本のお寺や神社は神仏習合という日本古Dsc00055_1来の風習でお寺を守る神様がお寺の境内に祀られていることはよくあります。

 ここは中国と特に縁が深いお寺なので、神仏習合とは縁がないと思っていましたが、なんとこの万福寺にも神様がお祀りしてありました。赤い鳥居があるでしょう。どんな神様が祀ってあるのかよくわかりませんでしたが、日本の神様には違いないでしょう。

「山門を出れば 日本ぞ 茶摘歌」という句がありますが、それはこの万福寺から出たところをうたったものです。それだけ境内は中国風な雰囲気がいっぱいということなのですが、まったくそのとおりでした。(了)

 

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京の巻28・中国風のお寺です(1)

  京都にはお寺が多く、「八百八寺」と言われていますが、中国風のお寺は少し珍しいのです。日本の仏教は昔の中国から伝わったものなので、お寺が中国風なのは決しておかしいことではないのでしょうが、今、日本にあるほとんどのお寺は日本風の建築様式で、仏像等Dsc00042_1もすっかり和風のように思います。

 そんな中、今でも中国風のお寺が京都の宇治市にあります。黄檗宗の総本山「黄檗山萬福寺」です。初代住職は中国明の僧隠元隆琦で、日本にインゲンマメ(隠元豆・三度豆)をもたらしたことでも知られる人物です。

 境内には多くの建物がありますが、天王殿というお堂には金色Dsc00057_1の布袋像が祀られています。この布袋像は弥勒菩薩の化身ということです。

そのまるまるとしたおなかにはなんだか親しみを感じますし、都七福神まいりの布袋さんとしてみんなに親しまれているのはうなずける気がします。

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