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京の巻29・中国風のお寺です(2)

Dsc00072 ここには、廊下におおきな木製の魚が吊るされています。思わずぎょっ(魚!)とします。これは、開ばんあるいは魚鼓とも呼ばれるもので、行事や儀式の時刻を知らせるもので、一説には木魚の原型だとも・・・。

 もう一つ時刻を知らせるものがあります。そDsc00069れは、雲版(うんばん)と呼ぶそうです。こちらは朝食、昼食の時刻と朝課(朝の読経)の時に打つものだそうです。青銅製で、銘を見ると「寛文元年」とあるので、1661年につくられたことがわかります。

  その他にもたくさん見所はあるのですが、普通あまり紹介していないものを紹介しておきます。日本のお寺や神社は神仏習合という日本古Dsc00055_1来の風習でお寺を守る神様がお寺の境内に祀られていることはよくあります。

 ここは中国と特に縁が深いお寺なので、神仏習合とは縁がないと思っていましたが、なんとこの万福寺にも神様がお祀りしてありました。赤い鳥居があるでしょう。どんな神様が祀ってあるのかよくわかりませんでしたが、日本の神様には違いないでしょう。

「山門を出れば 日本ぞ 茶摘歌」という句がありますが、それはこの万福寺から出たところをうたったものです。それだけ境内は中国風な雰囲気がいっぱいということなのですが、まったくそのとおりでした。(了)

 

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