« 京の巻27・西国・・・番札所です | トップページ | 森の巻23・新しい葉が出てきたよ(2) »

森の巻22・新しい葉が出てきたよ(1)

Photo

  ゴールデン・ウィークも間近ですが、樹々たちが新しい葉を出してきました。家の近所の通勤途上の道端に小さな林がありますが、割合大きなクヌギが花穂を垂らし、新葉も展開しています。

 クヌギは落葉樹とはいうものの、枯葉を長く枝に付けたままでいることが多いのですが、この樹も一部にはまだ枯葉が残っていました。それでも春が来るとちゃんと葉を着けます。

こんな和歌もあります。

  風雪の中をのこりし櫟(くぬぎ)の葉 おのづから落つ春としなければ 土屋 文明)

  クヌギは大変有用な樹木で、シイタケのほだ木にされたり、炭の原料にもなります。そのドングリは2年目に熟しますが、古くは「つるばみ」といって染料にしたそうです。また、変わった利用方法として、クヌギの葉の付いた小枝をの灰を蒸米に混ぜ、コウジカビの胞子をまいて種麹をつくるということが行なわれていました。

 木灰を加えることは、蒸米をアルカリ性にして雑菌の繁殖を防ぎ、胞子の貯蔵性を良くする働きがあるということです。樹は本当にいろんなところで利用されているんですね。

|

« 京の巻27・西国・・・番札所です | トップページ | 森の巻23・新しい葉が出てきたよ(2) »

自然・環境」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京の巻27・西国・・・番札所です | トップページ | 森の巻23・新しい葉が出てきたよ(2) »