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森の巻5・樹の皮って色々だな(3)

Photo_4 モミジバフウ。漢字で書けば「紅葉葉楓」。別名アメリカフウといわれるように原産は北米中南部から中米です。葉は手のひらのように5つに分かれていていわゆるモミジに似ているので、このような名前が付いたのです。山科駅への帰り道の洛東高校の近くで見つけた割合大きな樹です。

樹皮は灰色ということですが、写真では少し黒味がかってでこぼこしているでしょう。老木になるともっと黒褐色になり、縦に裂け目ができるらしいです。この樹はまだそこまでいっていないので、青年、壮年の樹というところでしょうか。

漢字から想像するといかにもモミジの仲間のようですが、実はそうではなく、マンサク科フウ属の仲間です。その証拠は、葉の付き方が互生で枝に交互についていることなんです。いわゆるモミジの仲間はカエデ科の樹ですが、葉は対生といって2枚が向き合って付いているんです。

日本では「楓」をカエデと読むので漢字で書くと間違えてしまいますよね。中国では「楓」はこのフウ属の樹をいうそうです。ちなみにフウという種(しゅ)は1727年(約280年前)に中国から長崎に渡来し、モミジバフウは大正時代(約80~90年前)に渡来したということです。

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