« 京の巻4・ねじりマンポ | トップページ | 森の巻4・樹の皮って色々だな(2) »

森の巻3・樹の皮って色々だな(1)

 私が所属している京都森林インストラクター会が、A新聞の関係団体が主催する自然観察会のお手伝いをしました。京都南禅寺近くの蹴上から山科区の安祥寺山国有林(ふれあいの森)までを参加者の方と山道を歩きながら樹木などの観察をして楽しく歩きました。また、間伐体験のあとは雨の中JR山科駅まで歩いて下りました。

 今回はそのうち道々見つけた樹木の樹皮の様子を見てみましょう。南禅寺裏山辺りには、クロバイという樹が割合多く見られます。いわゆる【ハイノキ】の仲間でその樹皮が黒く見えます。また、肌は粗くうろこのように軽くはがれているように見えます。「百聞は一見にしかず」で写真を見てください。Photo_1

貝原益軒は「大和本草」で、このクロバイを「この木乾きても、まきとなすべからず。里俗に姥殺しという。」と言っています。つまり大変燃えにくく、薪には到底向いていないということなのです。おばあさんが薪にして燃やそうと一生懸命に火吹き竹で「ふーふー」しすぎて死んでしまったほど燃えにくいとのことです。

|

« 京の巻4・ねじりマンポ | トップページ | 森の巻4・樹の皮って色々だな(2) »

自然・環境」カテゴリの記事

コメント

そうなんです。私も最近まであまり見たことがなかったのですが、京都近辺では結構見られるのですよ。
 
 ナナカマドも燃えにくいし、ネジキも燃えにくく紀伊半島辺りでは「オジコロシ」というらしいです。今は薪で火を燃やすこともあまりなく、お年寄りも無理しなくてすむのでよかったです。(^^;

投稿: 森太郎 | 2006年9月 9日 (土) 17:30

クロバイ、この木は見た記憶はありませんね。燃えにくい木みたいですが、ナナカマド(七回カマドに入れても燃えないみたいな?)もそういう意味で名付けられた名前のようです。

投稿: キタゴン | 2006年9月 9日 (土) 15:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京の巻4・ねじりマンポ | トップページ | 森の巻4・樹の皮って色々だな(2) »