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京の巻3・鞍馬寺本殿に到着!

 この大杉を過ぎるといよいよ深山幽谷の雰囲気が濃くなってきます。山道の傾斜もきつくなり、九十九折の坂道をゆっくりと上ります。途中、源義経供養塔があり、若き義経が牛若丸と呼ばれていた頃にこの鞍馬山で過ごしていたことが想い出されました。四脚門を過ぎた辺りで少しお腹が減ったので、下の土産物店で買った草餅を食べましたが、新緑のなかで食べた草餅は大変おいしかったです

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 さて、いよいよ本殿金堂に着きました。ここには本尊の三尊尊天が祀ってあります。あまり聞きなれない本尊ですが、もう少し詳しくいうと「護法魔王尊・毘沙門天・千手観音」の三尊が一体になったものだそうです。ここで護法魔王尊について調べてみると、『魔王尊とは、650万年前に金星から地球に降りたったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。』(インターネット:フリー百科事典「ウィキペディア」による。)ことだそうです。

 Dsc00018_1 なんともすごい発想ですね。そんな魔王尊が棲む鞍馬の山は日常からは相当かけ離れた異境の地のようです。とは言っても、暖かな日差しを避けて休憩所の床に腰掛けて食べてお弁当はとてもおいしく食べられました。のんびり“のほほん”といった気分です。八重桜も咲いていて、ちょっとしたお花見気分でもありました。

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京の巻2・由岐神社って?

 少し行くと門のような拝殿のような建物(これを割拝殿というそうです。)が見えてきます。ここDsc00016は由岐神社(ゆきじんじゃ)鞍馬寺の鎮守社で天慶三年(940)に御所から勧請したものだそうです。つまり、お寺を守る神社で神仏混交の姿がみられるのです。この由岐神社は京都の人には「鞍馬の火祭り」の神社としてよく知られていますが、この祭りは京都三大奇祭のひとつと言われています。

 

 祭りは十月二十二日にあるのですが、この十月二十二日というのは京都にとって最も記念すべき月日なのです。それは、延暦十三年に京都へ遷都されたのがこの日だからです。西暦だと794年で、昔「鳴くよ(794)うぐいす平安京」と覚えましたよね。ですから、この日には京都三大祭の一つである「時代祭り」も遷都を記念して行われていますよ。(ちなみに、京都三大祭はあと「葵祭」と「祇園祭」です。)

PS:京都三大奇祭のあと二つは、今宮神社の「やすらい祭」と広隆寺の「牛まつり(現在は中止)」です。

 

 由岐神社を過ぎてすぐに大きなスギの樹がそびえています。「願掛け杉」ともいわれている、樹高53メートル、樹齢800年の大杉です。なかなか見事な巨木で思わず見上げてしまいます。(京都市天然記念物)

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京の巻1・天狗がでたよ!!

 今日は「京の巻」の第一弾です。京都と言えば…いろいろな名所がありますが、春に訪れた天狗の出る山から始めましょう。

 出るんですよ!大きな天狗がどーんと。場所は叡山電車鞍馬駅前。出町柳駅から鞍馬線の電車にゆられて行きます。この叡山電車には「きらら号」という編成があり、座席が窓側に向いています。つまり桜や新緑や秋の紅葉などの景色をリラックスしてたっぷり味わえるというわけです。今回は「きらら号」は満席だったので、普通のローカルな電車でのどかに行きました。Dsc00003_1

30分で終点の鞍馬樹駅に着くと、真っ赤な顔した天狗さんがお出迎えしDsc00005てくれます。緑あふれる気持ち良い景色の中を歩くと、門前には当地の名物である木の芽煮などを売る土産物店が少し並んでいて、それらしい雰囲気にあふれています。仁王門をくぐると、さあ鞍馬山です。右手には「鞍馬山ケーブル」もあるのですが、やはり歩いて登ります。今日は本当に天気も良く気分のよい“春うらら”ですね。

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風の巻2・熊野の樹林

熊野で一番有名なのは「那智の大滝」でしょう。落差133mでこれは、日本一だそうです。たしかに見事な滝です。この滝そのものが熊野那智大社の別宮の飛瀧神社なのです。この瀧の周辺には那智原始林約32ヘクタールが広がっています。国の天然記念物であるとともに、平成16年には熊野古道とともに世界文化遺産にされています。Dsc00037

那智の瀧の近くでは、スギが多く見られましたが、那智大社神殿奥の社叢には、クスDsc00060ノキの大木が目を引きました。また、境内には平重盛手植えと伝えられる樹齢約800年の那智の楠もなかなかのものです。

(写真はクリックすると大きくなります。)

 もう一つ、熊野川、十津川などの大きな川であっても、大変綺麗な水が流れていることが、印象に残っています。バスから眺めていても川底の小石が数えられるくらいです。そこには森林の存在(雨水、地下水の浄化作用)が背景にあるのだろうと実感しました。

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風の巻1・やたガラス?

サッカーのワールドカップが間近です。最近よくJリーグのシンボルマークのカラスが話題になります。ご存知の方もおられるでしょうが、このカラスは、「やたガラス(や=八、た=尺)」なのです。「やたガラス」は、熊野三山の神のお使いで、足が三本あります。

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その本場である熊野三山に熊野詣に行ってきました。熊野三山とは熊野本宮大社、熊野速玉(はやたま)大社、熊野那智大社です。写真はそのうちの熊野本宮大社の門です。左の幟の赤丸に書かれているのが「やたガラス」なのです。Dsc00012_3

  大きくすると右の写真にようになります。ねっ!三本足でしょう。 熊野にはこんな「やたガラス」があちこちにいます。いろんな姿をしていますが、どれも三本足です。

ちなみに、私は元高校サッカー部員でして、Jリーグ以前のJFLの時代からシンボルマークがこの「やたガラス」であることを知っています。

話は変わりますが、熊野の自然はなかなかいいですね。続きは次回で・・・。

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